初心者がツーセロで林道アタック!レビュー
新車でツーリングセローを購入して半年位経ちました。慣らしも終わりました。さあ、セローでやってみたかった事の一つである林道アタックに挑戦です。迷いました。何故か?ネットで調べると林道アタックについて色々書かれている事を事前に確認していたからです。
「初心者が独りでやるものではない」、「途中で崖から落ちても誰も助けてくれない」、「無謀」、「ツーセロはスクリーンが邪魔(危ない)」、「ツーセロのハンドガードは鉄芯が無いので割れるのでは、、、」、「初心者が転ぶのは当たり前」
そう、舐めてはいけない世界のようです。ですが、どうしてもやってみたかった事の一つであるので思い切って一人で行ってきました。装備は外せば良いのですが、面倒だったのでそのまま突撃しました。(リアボックスも付けっぱw)
林道仕様ではなくタイヤも純正ですし、空気圧も下げてません。(ちょっと舐めすぎか?w)
林道金谷元名線に行ってきた!
千葉県南部にある有名な「林道金谷元名線」に行ってきたのでレビューします。ここはクルマ(ジムニーとか)でも通行する猛者がいるようなメジャーな林道です。
林道の入り口はここです。
木更津方面(北側)から入る場合、先ずは国道127号線から富津金谷IC入り口に向かって右折します。(下図写真のT字路ループ橋のようなところに入ります)
T字路から約700m程進むと左側に林道への入り口が出てきます。(ちょっと分かり難いかも)
最初の数百mは舗装路ですが、途中からダートが始まります。前半の路面は割とフラットなダートで走りやすい部類なのではないでしょうか?ただ、道幅が狭くクルマ一台分位なので対向車が来ないか?ブラインドコーナーとかはちょっとドキドキです。
突然現れる広大な広場!
ダートをしばらく進むと突然広場が現れます。ここは何の為の空き地でしょうか?とにかく広い。そして見た感じ、とてもフラットなので有効活用出来ないものでしょうか、、、。もったいない。
舗装路を除いたダート道だけで全長は約7km程です。丁度中間地点ら辺に記念碑が建てられています。平成9年に開通した林道なのですね。結構新しいんですね。着工から完成迄に14年もかかったそうです。
後半はちょっとハードに、、、
さて、ここからは後半に突入します。後半はダートなんですが岩肌のようなゴツゴツした路面です。ところどころに落石らしき障害物も転がってます。しかし、岩肌は堅そうだけど雨水?に削られ抉られたような道の中に大きな溝があるような段差や路面が斜めになっているようなダウンヒルでした。ライン取りを気を付けないと、油断すると溝にハマりこけそうになります。実際、2~3回バランスを崩してこけそうになりました。
ですが、ここはセローの本領発揮です。なんかセローがうまいこと立て直してくれるような感覚です。また、いざって時は足を付いてしまえば怖くはありません。
オフ車の中ではシート高が低いセローならではの安心感ですね。
ダートが終了し舗装路に戻りました。いやー楽しかった。危なっかしい場面も何度かありましたが一度もこけずに済みました。セーフです。また、平日だったからか?一台もすれ違う事はありませんでした。
ツーリングセローで林道アタックした結果、まとめ
オフ車はズブの素人でしたが、昔ちょっとジムカーナをやってた経験が活きたかもしれません。結果、なんの問題もありませんでした。ただ、今回は結果オーライでしたが、もうタフなダートだったらアクシデントがあったかもしれません。
たくさんネットに書かれている通り、出来れば初心者の方は慣れている方と一緒に行った方がよいでしょう。装備やセッティング、何かあった時ようのメンテナンス工具やスペアパーツもあった方が良いでしょう。「備えあれば患いなし」です。
山の中でセローを走らせるというのは水を得た魚のようで楽しいです。(ロードバイクだったら多分コケていた)
林道アタックで準備しておきたいアイテム
あまり荷物が多くなるのも微妙です。最低限、準備しておきたいアイテムはコレ。
・ゴーグル又はシールド付きヘルメット
・空気入れ/空気圧計
・工具(メガネ、スパナ、ドライバー、バイサプライヤー等)
・懐中電灯
・パンク修理セット(セローの場合、リアはチューブレス)
・スペアのレバー類(出来ればステップも持っておきたいところ)
・ミラー(林道に頻繁に行くならオフ用ミラー可倒式)
・牽引用ロープ(タフな林道ならあった方が安心)
その他、装備品として、当たり前ですがグローブと出来ればプロテクター類、ブーツは装備していきましょう。プロテクターはコミネがコスパ良くておススメですヨ。
今回はノーマル装備でのなんちゃってアタックでしたが、更に欲を言えば、オフロード仕様のタイヤでもう少しハードなダートを走ってみたいと思いました。次は群馬か秩父方面に行ってみたいと思います。
今回のは林道アタックという程ではなく、林道ツーリングでした。
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